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朝にシャンプーをする事で「体臭予防になる」「朝の目覚めを助ける」など実感として得る事が出来るメリットがある反面、「はげる」「頭皮を傷める」「夜に洗髪をしない事で不衛生」など様々な噂が流れているのも事実。
結論からお伝えすると『夜に洗髪せず、朝シャンで済ませることが習慣化している人は要注意』という事になる。
この記事では朝シャンする事でのメリット、デメリットを紹介した後、デメリットを無くすポイントや注意点をまとめてある。
今後の快適な朝シャン生活の為、是非参考にしてみて欲しい。
朝にシャンプーをするメリット、デメリットを話す前に、前提として朝シャンの方法が人によってバラバラだと話がブレてしまうので超簡単にまとめるのでさっと見て欲しい。
早くメリットを見たいという方は『朝シャンのメリット』まで飛ばしてください
- ①ぬるま湯で洗う:必ず36~38℃程度のぬるま湯で洗髪
- ②シャンプーをしっかり泡立てる
- ③十分にすすぐ:泡を完全に洗い流す
- ④ドライヤーで正しく乾かす:完全に乾かす事が大切
より詳しく朝シャンの方法が知りたい方はこちらの記事にまとめているので合わせて読んでみてください。
【解説】朝シャンの方法とよくある間違った方法。オススメのシャンプーも紹介
- 朝の目覚めを助ける
- ストレス解消になる
- 体臭予防になる
- 寝ぐせをリセット出来る
①朝の目覚めを助ける
朝シャンをすると、体全体の血流が良くなり、体の動作がスムーズになるうえ、ぼーっとしていた頭も眠気がなくなりスッキリした気分になれる。
理由は以下の通り。
- お湯の温かさや頭皮のマッサージ効果で体が温まり、筋肉の緊張がほぐれて血流が良くなる。
- 交感神経が刺激されて脳が活発化する
- 好感神経を刺激することで身体だけでなく気持ちも覚醒状態になる
②ストレス解消になる
①番でも述べたように朝シャンには『交感神経が刺激されて脳が活発化する』という効果がある。
この事から朝は目覚めが悪く、なかなか気持ちにスイッチが入らない時でも自然に気分がスッキリしてスイッチONにする事ができる。
また、ストレスは頭皮の張り(血行不良)を促す要因であり、髪が健康に育ちにくい状態にさせるので、薄毛の大きな原因となりえる。その為、朝シャンをするメリットはこれだけでも大きいと思っている。
③体臭予防になる
そもそも朝シャンには、汚れや皮脂を身体から落とす作用があります。
寝ている間に溜まった寝汗や余分な皮脂を洗い流す事で皮脂による嫌なニオイの原因を除去し、ニオイを発生元からケアする事ができる。
東京ガス都市生活研究所が、朝にシャワーを浴びた人の背中の皮脂量の変化を調査しました。その結果、朝8時30分ごろに1分でもシャワーを浴びると皮脂量は3分の1程度になり、13時時点でもシャワーを浴びていない場合と比べ皮脂量が2分の1程度に抑えられることが分かっています。
④寝ぐせをリセット出来る
寝ぐせの原因は濡れた状態の髪が乾燥する過程で枕などに押し付けられ固まってできる現象だ。
朝シャンで、髪の根元まで再度濡らして柔らかくする事で寝癖をリセット。
根元からお湯で濡らすと簡単に直る。部分的に髪がはねたりうねっても、朝シャンをしてブローをすれば素早くまとまりやすくなるので髪が長い女性にもオススメ。
また、朝に髪のスタイリングをする際、髪を濡らすという方はついでに朝シャンに変える事で『朝の目覚めを快適にし、ストレス解消にもつながる』
一石二鳥だ。
- 頭皮が皮脂で保護される前に、紫外線による刺激を受けてしまう
- すすぎ残しが発生しやすい
- 朝の準備にかかる時間が長くなる
①頭皮が皮脂で保護される前に、紫外線による刺激を受けてしまう
皮脂は頭皮を保護する役割がある。その為、全くない状態は良くない。
しかし朝シャンをする人は、頭皮が皮脂で保護される前に外出することになり、頭皮が紫外線などの外的刺激によって、傷つきやすくなる。
皮脂はありすぎてもダメだが、まったくないのも問題。
②すすぎ残しが発生しやすい
朝の短い時間の中ではすすぎの時間が十分にとれず、シャンプーやリンス、トリートメントなどがちゃんと洗い流されないまま髪や頭皮に残ってしまう可能性がある。
シャンプーの多くは頭皮や毛髪を傷つける界面活性剤が含まれている。それが残ったままになると、頭皮が炎症を起こしたり、頭皮ニキビが出来たりすることがあり、さらには頭皮からイヤなにおいが発生する原因にもなる。
③朝の準備にかかる時間が長くなる
朝に入浴する場合は、シャンプーだけではなく、顔や身体も洗うので15~30分ほどはかかるでしょう。そのため、朝早く起きる必要があります。朝の準備に追われることで、ストレスがたまる方もいるかと思う。
ここからは上記で話したデメリットを解決する朝シャン時のポイントについて話ていく。
ポイントは以下の3つ
- 朝シャンを湯シャンに変える
- ダメージを受けないように髪をしっかり乾かす
- 時間の余裕を持ってゆっくりヘアケアする
- 早く寝て早く起きる
①朝シャンを湯シャンに変える
湯シャンとは、シャンプー剤を使わずお湯のみで洗髪する方法です。
前述した通りシャンプーは、必要以上にな皮脂まで落としてしまうリスクがある。
湯シャンは薬剤を使わないため、洗いすぎる心配がなく髪に必要なバリア機能を残すことが出来き、お湯だけでも、頭皮をマッサージするようにじっくり優しく洗うと、シャンプー剤を使わなくてもすっきり感が得られます。
湯シャンのメリットは他にも多くわかっているので興味がある方は以下のサイトも一緒にご覧ください!
②ダメージを受けないように髪をしっかり乾かす
- 毛のコーティング機能があるキューティクルが開いている状態のまま放置される事になり、髪に一気にダメージを与える。
- 湿った状態は頭皮にも髪にも雑菌が繁殖しやすい。
せっかく綺麗にするために洗ったのに、濡れた状態だと、頭皮と髪の環境を悪化させ、炎症とダメージを引き起こしてしまう。
上記のようなリスクを少しでも回避する為にしっかり乾かすことを、是非徹底してください。
③時間の余裕を持ってゆっくりヘアケアする
すすぎ残しをしてしまう一番多い原因は時間の余裕がなく、急いでシャンプーを終わらしてしまう事です。
朝シャンする場合は、髪をしっかりケアできるくらいの時間を事前に確保してから行うようにしましょう。
④早く寝て早く起きる
根本的な話になってしまうが、朝の時間を作るのに最も簡単で健康的な方法は朝シャンする時間分早く寝て早く起きる事だ。
寝る時間を削るのは活動時間のパフォーマンスを落とす事に直結する為、朝早く起きるだけでは微妙。朝早く起きる為に早く寝る事が重要。その分ゆっくり時間をかけて朝のシャンプーにあてて欲しい。
男女とも朝シャンする人がもっとも多かった年代は20代。そして、女性より男性の方が高く2人に1人が「はい」と答えていた。確実に朝シャンする人口が増えてきている事がグラフより明らかだ。
結論
朝シャン自体が「はげる」「頭皮を傷める」などの悪影響があるわけではなく、朝シャンに付随する行動によってデメリットが引き起こされることが多い事がわかった。
正しく理解した上で手入れをする事で快適な一日をスタートできる行為である事は間違いないので、自身の日々のシャンプー習慣に活かして欲しい。
今回は朝シャンのメリット、デメリットやポイントについてお話をしました。
私自身、朝シャンを取り入れた生活を5年以上続けていて、朝スッキリした状態で会社に出勤しています。(私の場合寝ぐせがひどいのも理由です笑)
この記事を読んで朝シャンや湯シャンしているけど不安に感じていた方の悩みが解決できたなら嬉しいです。
以上で『【朝シャン】髪質への影響は?20代に伝えたいメリットとデメリット』でした。
今回もCreamblogを読んで頂きありがとうございます。
生活に役立つ情報を他にもたくさん紹介していますので関連記事から気になる記事を読んでみてください。
ありがとうございました!