バリュー平均法は売らずに運用が良い?色々なパターンで徹底比較!【積立投資】

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この記事の結論
  • 利回り最強は『基本の型』
  • 利回りより最終的な資産額を重視するならアレンジもあり
  • 運用期間が長い程利回りは大きくなる傾向にある

こんにちは。ひびきです。

積立投資を始めた方は定額積立(ドルコスト平均法)で投資をされている方が殆どかと思います。私もその中の1人でした。

ただある時、定額積立以上に利回りが出る方法はないのか?と調査した所『バリュー平均法』という手法に辿り着き、今では『バリュー平均法』を用いて投資をしています。

この記事では、

質問者さん
質問者さん

バリュー平均法が良いのはわかったけど、どんな運用方法をしたらいいのかわからない

このようなお悩みにお答えします。

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調査したパターンと前提条件

そもそもバリュー平均法とは?

そもそも『バリュー平均法』とはどんな投資方法なのか知らない方もいると思うので簡単に説明をします。

バリュー平均法とは、資産運用の目標額を決め、その目標額に達するように月々の投資額を調節する投資方法です。

たとえば、5年で600万を目標額とした時、毎月10万円ずつ資産を増やす必要がある。最初に10万円分の投資信託を買って、1カ月後にその投資信託の基準価額が上昇し、資産が12万5000円になっていたら、その月は7万5000円分を買い付けて、目標額(2カ月分で20万円)をクリアする。

逆に、基準価額が下落し、評価額が6万円になっていたら、目標額(2カ月分で20万円)をクリアするために、14万円分を買い付ける。そうする事で、ドルコスト平均法以上に相場が低迷時は多く買い付け、高騰時は購入額が少なくなるという手法です。

調査パターン一覧

▼調査したパターンはこちら

  • パターン①:目標額に到達するように月々の投資額を調節(売却あり)
  • パターン②:目標額に到達するように月々の投資額を調節(売却なし)
  • パターン③:売却する月は目標額に+10万上乗せ
  • パターン④:バリュー平均法とドルコスト平均法の組み合わせ

前提条件

指標とするチャートはS&P500の過去10年間(2012~2022)として、目標額は1200万円(月10万円)とする。

手法の効率を知りたいので為替リスクはなし(1ドル100円の固定で計算)

パターン①:売却あり

バリュー平均法で一番王道なやり方がこちら、
評価額が目標額を上回った際、目標額に合わせるように差額分売却する方法です。

  • 利回り:439%
  • 購入金額累計:282万8789円
  • 購入口累計:252口
  • 最終評価額:1200万円
ひびき
ひびき

同じ条件で定額積立をして場合の利回りが213%と考えると
とんでもない高利回りを達成していますね

パターン②:売却なし

バリュー平均法をする上で最も議論されやすいお題
『途中の売却をしない運用』こちらになります。
実際にシュミレーションしてみると差は歴然でした。

  • 利回り:241.09%
  • 購入金額累計:757万2530円
  • 購入口累計:383口
  • 最終評価額:1825万円
ひびき
ひびき

売却あり』の運用と比べると2倍近い運用利回りの差がありました

パターン③:売却する月に目標額+10万上乗せ

バリュー平均法は良くも悪くも目標額が決まっています。

その目標額以上のリターンを狙えるように考えた案が
売却する月に目標額を上乗せする方法です

  • 利回り:335.42%
  • 購入金額累計:513万3717円
  • 購入口累計:350口
  • 最終評価額:1721万円
ひびき
ひびき

最終評価額を大きく伸ばせましたね
上乗せする金額をカスタマイズすれば今回以上の結果を狙う事も可能でしょう!

パターン④:バリュー平均法とドルコスト平均法の組み合わせ

積立投資といえば『定額積立(ドルコスト平均法)』を思い浮かべる人も少なくないのではないでしょうか

そんな積立投資の王道とバリュー平均法を両刀すれば利回りも期待できるのでは??とシュミレーションしてみました。

  • 利回り:209.81%
  • 購入金額累計:1278万330円
  • 購入口累計:562口
  • 最終評価額:2681万4900円
ひびき
ひびき

最終評価額はどのパターンよりも高くなりました

【まとめ】結局、王道が一番

結論
  • 一番効率的が良いのは『売却あり』
  • 最終評価額を底上げしたい方は定額積立と併用
  • 運用期間を長くする程、利回りは大きくなる
  • 運用資金が大きくなる程、毎月の購入額の変動も大きくなる

色々な方法でシュミレーションをしましたが、結局一番利回りが大きかった方法は、『目標額に到達するように月々の投資額を調節し、評価額が目標額を上回れば差額分は売却する』という方法でした。

また、最終評価額を重要視する人はドルコスト平均法との併用も良いかもしれません。

人の性格や目標によって運用の方法が変わるのは面白いですね

この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。
当サイトは心から読者の皆様の成功をお祈り申し上げます。

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今回もCreamblogを読んで頂きありがとうございます。

生活に役立つ情報を他にもたくさん紹介していますので関連記事から気になる記事を読んでみてください。

ありがとうございました。

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