話題の銘柄を徹底調査
今回ご紹介させて頂きます銘柄は「サイバーエージェント」です。
目次
サイバーエージェントは、コロナ渦で市場が拡大しているネットやゲーム業界で、業績を一気に伸ばしている企業であり、2021年6月に発表された四半期決算では前年同期比2.7倍の777億円に急拡大した今注目されている株の1銘柄です。
このサイトはそんなサイバーエージェントについて「今投資するべき銘柄なのか」「短期、長期どの程度の期間保有するのがベストなのか」深張りしていきます。
読者の方の投資ライフに役立つ情報が見つけて頂ければ幸いです。
- サイバーエージェントの基本情報と現状把握
- サイバーエージェントの業績の推移
- サイバーエージェントに対する売買タイミング
株式会社サイバーエージェントは、インターネット広告事業、メディア事業、ゲーム事業を主とする会社であり、amebaTVやamebaブログ、Tech Kids Schoolという日本最大級のプログラミングスクールという認知度が高いサービスを数多く展開している。
また、2009年5月からゲーム事業に参入し、「グランブルーファンタジー」のCygamesを筆頭に、ウマ娘やShadowverseなどゲーム制作子会社が人気コンテンツを提供している。
資本金:7,203,000千円
時価総額:1.0兆円
PER:25.0倍
PBR:8.3倍
ROE:5.5%
自己資本率:35.0%
配当利回り(配当):0.6%(11.00)
株主優待:なし
2011年~現在まで着実に業績を上げ続けている企業であるのが一目瞭然である。
また、近年の業績推移を見た場合、売上高は二期連続の増収となっており、該当二期の平均増収率は14.07%となっている。営業利益も二期連続で増益傾向にあり、該当二期で平均12.32%の増益率となっています。増収効果を利益に直結させ、安定成長を実現する背景には当企業の高い競争力の維持だけでなく、徹底したコスト管理もあることが予想されます。
加えて、ROEは下落傾向にありましたが2019年より上昇してきており、資本効率が改善していることが見受けられます。
この会社の特徴は、インターネット広告事業に加えてゲームやメディアなど幅広い事業を手掛けている点にあります。特に広告部門は安定した高収益を実現しており、今後は人工知能の活用やデジタルトランスフォーメーションの企業支援などでも事業の拡大が期待できます。
また、この会社の株が買いである最大の要因としては、ゲーム部門の好業績が挙げられます。今年の2月に子会社のCygamesがリリースした「ウマ娘プリティーダービー」のダウンロード数が700万を超えるなど、幅広い年齢層に遊ばれている「パズドラ」や「モンハン」などを抜き去り、ゲーム業界の記録を塗り替えるような大ヒットになっています。
現状は、PBRが約8倍でPERも約25倍となっており指標面では割高と言えるでしょう。しかし、今後の業績アップを考慮した場合には魅力的な投資対象に思えます。
さらに、ameba関連のネットワークやプログラミングスクールの需要が高まれば更なる業績アップも見込めると思います。
配当の推移
配当は増配傾向にありますが、株価あたりで計算した場合、それほど高い配当利回りではないので、インカムゲインで収益を伸ばすというよりキャピタルゲインで売買の価格差をしっかり取っていく手法の方が向いているでしょう。
サイバーエージェントの株を取引する場合、各個人の投資スタイルによって大きく保有期間は変わってくる銘柄だと考えています。
PERが比較的大きい事から相場の期待感が強い事が読み取れます。その為、値動きは大きくなり短期、中期のトレードに向いているように思います。
今後も継続的に成長を期待できると考える場合、現在1900円代で購入するのも良いかもしれません。(20日ボリンジャーバンドの下線付近である点や、50日移動平均線に当たって反発している点が理由)
ただし、グロース株の部類である意識を常に持って、もしも暴落がきても対応できるように準備はしておいてください。
サイバーエージェントは今後のゲーム事業の拡大継続とAbemaTVを中心とするメディア部門の改善が大きな課題となってくるでしょう。
個人的にはShadowverseを始め、サイバーエージェントさんが提供するゲームは大好きですし、AbemaTVで放送されるミュージシャンのライブ映像には勇気を頂いている1人です。
企業の成長に期待する長期保有する株とデイトレードやスイングトレードで利益を出す株をきちんと分けて運用していきたい銘柄ですね。
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