- 配当金を多く貰いたいけど、どの銘柄がいいかわからない
- 自分で個別株を管理するのは難しい
このようなお悩みにお答えします。
- QYLDの基本情報と分配金を出す仕組みがわかる
- QYLDに投資するメリットが網羅的にわかる
- QYLDのデメリットを知る事で投資する際の注意点がわかる
こんにちは。ひびきです。
最近では数多くのETF(VTI,QQQ,SPYDなど)が登場してきましたね。
そんな中、12%以上の配当金を投資家に還元しているETFが登場しました。
そんな破格の配当金を還元しているETFが『QYLD』
今回はそんなQYLDの基本情報を踏まえつつ、投資するメリットとデメリットをご紹介します。
しっかり仕組みを理解した上で、自分にあった投資銘柄を選んでくださいね
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目次
【結論】分配金の最大化にはうってつけ
QYLDは、配当金を生活の足しにしたいと考えてる方には最短のルートの1つとなりうるETF
QYLDは『高い潜在インカム』『毎月分配』『効率的なオプション執行』と高い配当利回りを実現する為に設定されたETFです。
年間リターンが『13%』を超える年もあり、4%以上で高配当と言われる株式市場の中では飛びぬけて存在感があります。
しかし、注意点もあります。
QYLDはその仕組み上、株価自体の上昇率は低く完全にインカムゲイン狙いの投資になってしまいます。
- 株価自体より毎月の配当金を重視したい
こんな方にオススメできるETFです
QYLDの基本情報
基本情報
QYLD:グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF
運用会社:グローバルX社
指数:CBOE NASDAQ100・バイライト・V2・インデックス
資産総額:33.5億ドル
組入れ銘柄:102銘柄
上位セクター:情報技術47%、通信サービス20%
年間分配利回り(税引き後):11.8% (8.5%)
経費率(年):0.6%
▼現在の株価チャート
組入れ銘柄はQQQとほぼ同じ。アップルやMicrosoftなどアメリカの優良なIT企業が大部分を占めています。
また、超高配当。カバードコールという仕組みで分配金をだすETFです
カバードコールとは
カバードコール戦略とは、原資産を保有しつつ、コールオプションを売る戦略。
特定の商品をとある期日(満期日)に市場の価格に関係なくあらかじめ決められた価格(権利行使価格)で購入する権利のこと
QYLDの場合は『NASDAQ100』で、コールオプションによる売買を行う事でオプションプレミアムを得る形となり、配当利回り10%以上というインカムを生み出しています。
- 価格水準に関わらず、オプションプレミアムが得られる
- 安定した分配に繋がる
- 指標となる株価が上昇した場合、その恩恵を受けずらい
QYLDの5つのメリット
メリット①:年間利回り10%以上の超高配当
QYLDの年平均リターンは以下のようになります。
設定来の年率リターンは『9.19%』。単年の場合、『13%』を超えるリターンを出している年もあります。
株式市場の中で高配当と言われる銘柄の配当利回りが4%という事を考慮するととんでもない配当利回りです。
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メリット②:毎月分配を採用
QYLDの分配月は年12回。毎月分配がされている珍しい銘柄です。
過去の分配金の詳しい一覧表はこちら
FIREを目指す方や毎月一定のお小遣いが欲しい人には嬉しい特徴ですね
メリット③:高い潜在インカム
QYLDは『カバードコール』を戦略とする事で、保有する原資産の価格変動に関わらず、オプションプレミアムが得られ、安定した配当金を還元できる仕組みとなっています。
メリット④:NASDAQ100に投資
- GAFAMを中心としたアメリカの成長企業に投資している。
- ナスダック上場企業の中で時価総額上位100社を時価総額加重平均で算出して選定されている
- 毎年12月に入れ替えを実施されている
NASDAQ100指数に連動する形でQYLDも投資をしているので常にアメリカの時価総額が高い銘柄に投資できるという訳です。
NASDAQ100はそんなに凄いパフォーマンスなの?
このような疑問になるかと思いますので、他の指数と比べてみましょう。
以下の図が各指数と比べた結果です。
一目瞭然です。
このように景気の不景気で一時的に下落する時期はありますが、結果どの指数より優れた伸び率となっています。
メリット⑤:配当還元率がほぼ100%
上記の図は主要なETFの株価の成長率と分配利回りをまとめたものです。
一番株価が成長しているVIGと比べるとQYLDは株価成長率が0.5%と大きな差が開いてしまっています。ただし、分配利回りはVIGが1.5%に対してQYLDは11.2%と〇倍も株主に還元してくれているのがわかります。
この事からQYLDは株価の成長の代わりに還元率に注力しているETFと言えるでしょう。
QYLDの3つのデメリット
デメリット①:短期間に大きなリターンは見込めない
QYLDの特徴上、『配当利回りが年間10~12%ほどの脅威的な利回りを得る代わりにキャピタルは殆ど期待できない』という事を理解する必要があります
どこかを妥協しなければならないんですね
各個人の投資スタイルによってメリットにもなるし、デメリットにもなるという事です
デメリット②:手数料が水準より高め
QYLDの手数料は年間0.6%の維持率で運用してもらえるETFとなっています。
この手数料が安いか高いかの判断基準として今回は日本で注目されている『VYM』『HDV』『SPYD』を見てみましょう
上記の図からもわかるように、他のETFと比べると少し割高になってしまっています。
ただし、この手数料は年末に一括で支払うという形ではなく、365日毎日0.001%~0.002%ずつ差し引かれていますので、手数料を払っているという実感がわかずらく、それ以上の配当金を貰っているのであまり気にならないという方も多いそうです
デメリット③:下落時の減配リスク
結論はNASDAQ100の価格が下落すると減配する可能性があります。
QYLDの仕組みでは、NASDAQ100から得たオプションプレミアムの1/2を分配に回しています。※ただし、分配の上限は純資産の1%
その為、NASDAQ100が下落すると得られるオプションプレミアムが減り、結果減配されるという訳です。
【まとめ】仕組みを理解した上で投資をしよう
QYLDは良くも悪くも非常に難しい仕込みで運用されているETFです。
投資利回りが10%を超える投資方法は、不動産や仮想通貨など株式投資以外の業界を含めてもなかなか達成する事が難しい素晴らしい利回りです。
投資をお考えの型はQYLDの仕組みやデメリットを理解した上で、挑戦してみてはいかがでしょうか。
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以上で、本記事を終わります。
今回もCreamblogを読んで頂きありがとうございます。
生活に役立つ情報を他にもたくさん紹介していますので関連記事から気になる記事を読んでみてください。
ありがとうございました。