【バリュー平均法】サラリーマンの理想積立目標額は？最大投資額を計算！

質問者さん

バリュー平均法が優れているのはわかったけど
下落時にカバーできるか不安です

この記事では、こんなお悩みにお答えします。

こんにちは。ひびきです。

バリュー平均法を学んでいくとそんな不安を抱えてしまう人も多いのではないでしょうか？

今回は色々なパターンで積立を行った時、いくらくらいのリスクがあるのかを過去のS&P500のチャートを元に検証しています。

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【結論】一般的なサラリーマンは目標額を前月+3万が無難

バリュー平均法はその投資手法の特性上、下落相場時には、定額積立よりも多くの資産を投資する事になります。
言葉で説明するのは簡単ですが、過去のＳ&Ｐ500に前月+15万円のバリュー平均法積立をしていた場合、最大199万円の月もありました。

ひびき

一般的なサラリーマンは199万円もの投資を1か月で行う事は現実的ではないかと思います。

その為、今回の記事の結論としては前月+3万円とさせて頂きました。
勿論、各家庭で収入や許容できる金額は異なるので一つの指標として参考にしていただければ幸いです。

【理由】目標額の指標を検証したわけ

定額積立なら「毎月3万円の積立を行ってたけど、余裕が出てきたから5万円にあげよう」など投資額が一定の為、将来の積立額も自ずと決まってくるので変更が簡単です。

しかし、バリュー平均法では以前検証した通り、途中で工夫を凝らしてしまうと余計に利回りを落としてしまう可能性があるのです。

ですが、初心者の方に始めから目標額を決断して欲しいと言うのは酷です。

ならば、私が色々なパターンでシュミレーションをして結果を公開すれば、これから挑戦する人の1つの指標にして頂けるのでは？と思い。今回の記事を作成しました。

前提条件

各個人で投資できる金額は異なります。また、税金の計算も地域によって違うでしょう。その為、今回の検証の前提条件は以下の条件で行います。

• 手取り給与は年収から税金2割を差し引いた額とする
• 投資額は収入の2割と過程（生活資金が8割）

各年齢別の平均収入額と推定投資可能額

ひびき

このデータを元に月間許容額は50万円以下と設定しました

年間と月間の推測投資可能額

年間と四半期の推測投資可能額

四半期ベースで考える理由としては本来バリュー平均法は毎月積立を行うより四半期間隔で積立を行うのがベターです。その為、四半期ベースの表も作成しました。

【具体例】投資額あたりの許容リスク

検証する指標として積立投資を始める方の多くがご存知と思う『S&P500』の価格を参照しています。過去10年間（2012~2021）、バリュー平均法で積立投資を行った場合の1ヵ月あたりの投資額と最大投資額/最高売却額を検証しました。

では、見て行きましょう！

前月+3万円で積立投資を行った場合

最大投資額になる月は投資をスタートして9年3ヵ月目の2020年3月時点。
この時の1口価格は2万5846円。

最大売却額になる月はその翌月の2020年4月です。

一見インパクトのある額ですが、約40万投資した翌月に約35万返ってくると思うとそこまで達成不可能という感じではありませんね。

前月+5万円で積立投資を行った場合

最大投資額になる月は同じく2020年3月時点。（1口価格は2万5846円）
最大売却額になる月は2020年4月。

最大投資額：約66万円
最大売却額：約57万円

前月+10万円で積立投資を行った場合

最大投資額になる月は同じく2020年3月時点。（1口価格は2万5846円）
最大売却額になる月は2020年4月。

最大投資額：約132万円
最大売却額：約115万円

前月+15万円で積立投資を行った場合

最大投資額になる月は同じく2020年3月時点。（1口価格は2万5846円）
最大売却額になる月は2020年4月。

最大投資額：約199万円
最大売却額：約173万円

【まとめ】バリュー平均法はスタートが肝心

投資はあくまで自己責任です。リターンの期待値を上げる程しっかり、リスクも大きくなります。

バリュー平均法は積立投資を行うにはとても優秀な投資方法です。もちろん、私自身も活用している手法です。

自身の許容できる金額と相談しながら良き投資ライフを目指してください！
当サイトは心から読者の皆様の成功をお祈り申し上げます。

今回もCreamblogを読んで頂きありがとうございます。

生活に役立つ情報を他にもたくさん紹介していますので関連記事から気になる記事を読んでみてください。

ありがとうございました。

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