話題の銘柄を徹底調査
今回ご紹介させて頂きます銘柄は「INPEX-1605-」です。
目次
2020年から原油価格の上昇に伴ってもの凄い勢いで業績、株価を上げているINPEXであり、投資家の間でものかなり話題になっているのではないでしょうか
昨日、発表された決算も好成績で順調であり、時価総額も1.5兆円近くある為安定感がある一方で、株価が上がりすぎて加熱感があるのも事実です。
この記事ではそんなINPEXについて「今投資するべき銘柄なのか」「短期、長期どの程度の期間保有するのがベストなのか」深張りしていきます。
読者の方の投資ライフに役立つ情報が見つけて頂ければ幸いです。
- INPEXの基本情報と現状把握
- INPEXの業績の推移
- INPEXに対する売買タイミング
INPEXは、世界20数カ国でプロジェクトを展開する日本最大の石油・天然ガス開発企業。
ユーラシア、米州、中東、インドネシアなど各地でLNGなどの案件を操業するなど海外にも強みを持っています。
また、政府が黄金株を保有しており、持ち株比率1位が18.94%で経済産業大臣となっています。
原油高の恩恵を受ける会社なので、直近の原油価格の高騰から株価の注目度も上がっていますね!
資本金:2,908億983万5,000円
時価総額:1.59 兆円
PER:6.4 倍
PBR:0.5倍
ROE:7.1 %
自己資本率:60.6 %
配当:54.0円
配当利回り:4.7 %
株主優待:QUOカード
400株以上1000円
800株以上2000円
2020年までは業績が思うように伸びていなかったが2021年頃から急回復させている。また、営業利益が爆発的に伸びており四半期決済では前年同期比76.2%と脅威的な数値を叩きだしている。
また、自己資本率60%以上と比較的高く推移しており、時価総額、資本金も高い事から非常に安定した企業であると言える。
2022/2/9に発表された四半期決算の資料では、売上高が前年同期比の+61.4%の1兆2443億円、経常利益は2.6倍の6576億の急拡大をしており、11期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなっている。
また業績好調に伴い年間配当の増額も発表。
2020年は24円だった配当金も2021年は48円。今年の2022年は54円と連続増配としています。
ここ数年で配当金は倍以上になっているのは驚きですね
この増配の背景として、INPEXの経営計画があります。
2022年~2024年の経営計画表で示されている通り、INPEXは非常に株主還元に注力しようとしている企業であるとわかります。
ちなみに2018年~2022年の経営計画表で掲げていた株主還元の資料では配当性向を30%以上としていましたが、現在の配当性向は丁度30%と目標をしっかり達成してきています。
目標を達成している実績があるので、今回発表された経営計画は信頼できるものがあると思っています。
株式会社INPEXは、日本最大の石油・天然ガス開発企業であり、各地のLNG基地のオペレーションや再生可能エネルギー事業への参入から今後ともアジアを中心として伸び続ける世界のエネルギー需要を支える企業であると考えています。
ただ、原油を取り扱う企業なので原油価格の変動に影響する事は考慮しなければならず、2020年の5月以降、世界の石油在庫の急速な低下による価格高騰がいつまで続くのか注目していきましょう。
株式会社INPEXは配当利回りや株主優待が優れているのでインカムゲイン狙いでも良し、現状の原油価格の高騰の波に乗る形でキャピタルゲインを狙うもよし。
どんなスタイルでも投資しやすい銘柄だと感じています。
ただし、記事でも触れたように良くも悪くも原油価格の影響を受けるので投資する際は、常に原油価格の方も注意して見ていく必要はあるかとおもいます。
今回もCreamblogを読んで頂きありがとうございます。
生活に役立つ情報を他にもたくさん紹介していますので関連記事から気になる記事を読んでみてください。
ありがとうございました!
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