FXをなんとなく稼げそうと初めてしまった方は多いのではないでしょうか?
手軽に始められるからこそ、大損したり、知らない間に負けている。そんな事が起こってしまいます
この記事では、FXに不安のある初心者の方や始めたばかりの人の為に「そもそもFXとは?」の部分から取引に利用するレバレッジを解説します。
目次
FXは外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)の略です。
前半の「外国為替」とは、「国と国の通貨を交換する取引」のこと。
後半の「証拠金取引」とは、モノ(この場合は通貨)を実際にやりとりせず、売買の結果生じた損益を口座残高に反映する取引のことです。
FXで利益を得る方法は、主にキャピタルゲインとインカムゲインという2種類に大別できます。両者に共通する「ゲイン(gain)」という言葉は、英語で「利益、儲け」という意味が含まれています。
それぞれについて、詳しく解説いたします。
①キャピタルゲイン
キャピタルゲイン(capital gain)とは、資産を売買することによる売買差益で得ることができる利益のことです。
キャピタル(capital)は、資本という意味で用いられることが多いですが、資金、元金の意味も含まれています。
端的に言うと、安く買い、高く売ることで得られる利益です。
キャピタルゲインによる利益を狙った場合、大きな利益を得られる可能性がある一方で、投資元本自体が減ってしまうため、損失を被るリスク及び金額が大きいことが特徴です。
なお、資産の売買により損失が発生することを「キャピタルロス」と言います。
②インカムゲイン
インカムゲイン(income gain)とは、資産を保有することによって得られる利益のことです。FXではスワップポイントもこのインカムゲインに属します。
インカム(income)は定期的に入る収入、所得という意味。
保有するだけで、定期的、不定期的な収入が期待できます。
なお、インカムゲイン型の商品は、投資元本が減りづらい特徴があり、安全性が比較的高く保たれます。
損失を被りづらい一方で、得られる収入額は少額であることが特徴です。
- トルコ:8.25%
- メキシコ:5.00%
- 南アフリカ:3.75%
- 日本:0.001%(ゆうちょ銀行の場合)
2020年7月現在
レバレッジ=てこの原理を活用して少ない資金で大きな取引ができること
FXでは、証拠金として預けた資金の何倍もの金額の外国為替取引が可能です。
このように少ない資金で多額の外国為替取引ができることを、「てこ」の原理になぞらえて「レバレッジ効果」と呼んでいます。
FXにあって外貨預金にない最大の特徴が、この「レバレッジ効果」です。
レバレッジ25倍で1ドル100円の場合
最低4万円で1万ドル(100万円)相当の取引ができる
取引所によってはレバレッジ100倍以上で取引できます。
ただしレバレッジをきかせるほどハイリスクとなり大きな損失を被るおそれがあることを忘れないでください。
レバレッジをした場合、足りない資金は誰かが一時的に貸してくれている訳ではありません。
なのに100万円の資金で1000万円の取引ができるのはロスカットという制度のおかげです。
ロスカット
一定の損失が発生した際に、これ以上損失が拡大してしまわないよう強制的に取引を終了させるルールが「ロスカット」です。
例)100万円で1ドル100円の時にレバレッジ10倍にして、1000万円分(10万ドル)の取引をした場合
上昇の場合
1ドルが100円⇒110円⇒120円と上昇すれば取引上の資産は1100万⇒1200万となり利益分を得ることができる
下落の場合
1ドルが100円⇒90円⇒80円と下落すれば取引上の資産は900万⇒800万となるが900万円の時点で100万(元手)の資金より損益が大きくなるので強制的にロスカット(強制退場)となる。
こう聞くとロスカットは怖いイメージになりがちですが、僕たちが借金を負わない為の安全装置の役割をしています。
今回の記事をまとめると
- FXとは外貨預金にレバレッジをかけた取引の事
- 通貨の金利差(スワップポイント)を利用できる
- 信用取引(レバレッジ)は上手く使わないと大変な事になる
レバレッジは、リターンも大きいので個人の許容範囲で挑戦してもいいと思います。
どんな天才も100%勝ち続けるのはほぼ不可能です。ただし、きちんと勉強すれば継続的に儲ける事できる領域です。
今後もCreamblogでは生活に役立つ情報を他にもたくさん紹介していますので関連記事から気になる記事を読んでみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!