入籍後の夫婦には住所変更の手続きや、新居探しなどやる事が山盛りです。
「なにから始めればいいかわからない」と思っている方も多いと思います。実際に、順番を間違えると役所を行ったり来たりなんて事も・・・。
今回は「知らなきゃ損!結婚したら貰えるお金」について紹介します。
この記事をご夫婦で読んで、新しい家具やハネムーンの手助けにしてください。
目次
1.結婚新生活支援事業
『条件を満たした34歳以下のカップルに該当すれば、自治体から最大30万円がもらえる』という制度です。また、2020年7月には内閣府から「特定地域に住む新婚の限定された世帯に60万円補助へ」というような対象者を拡大するような発表もされていますので今後に期待できます。
この制度は全国一律ではなく、市区町村ごとに導入判断をしているのでお住まいの地域が対象となっているかは確認が必要です。
詳細は「内閣 結婚新生活支援事業」のホームページに載っています。
2.特定優良賃貸住宅制度
良質で一定の基準を満たす賃貸住宅に、国や市区町村から入居者への家賃補助が行われています。
「特優賃」とも言われています。
- 入居者の方の収入に応じた家賃補助
- 礼金・仲介手数料・更新料が不要
- 最長20年の家賃補助が受けられる
- 物件の質が高い(特優質として認められた物件から選ぶので)
- 入居する世帯の合計所得が月額15.3~60.1万円
- 毎年、所得を証明する書類の提出が必須
- 毎年の所得に合わせて補助額が決定する
人気の制度なので物件の空き状況が少ないのが難点。入居希望者も多いので抽選になることが多いそうです。ゆっくりと選ぶ時間がある方が活用するのが良さそうです。
3.市町村からの援助金
市区町村によって新婚夫婦むけの助成金や家賃補助制度があります。
千代田区:次世代育成住宅助成(2万円/月~・最長8年間)
和歌山市:ハッピーウエディング事業(住宅費・引っ越し費用、最大30万円まで助成)
群馬県下仁田町:結婚新生活支援事業補助金(住宅費・引っ越し費用、最大24万円まで助成)
団体ごとに貰える額や申請方法が異なるので加入しているものがあれば、規約や内容を確認してみましょう。
4.組合からのお祝い金
加入している団体や保険からお祝い金制度が導入されている場合もあります。
- 会社が加入している健康保険組合
- 厚生年金基金
- 共済
- 生命保険
- 健康保険
たとえば・・・
NTT労組:結婚お祝い金(2万円)など
5.職場からのお祝い金
会社の複利厚生で結婚お祝い金が支給される場合があります。
支給されるお祝い金は3~10万円と会社によって大きく異なります。
勤続年数や評価によって支給額が変わる会社もあるそうなので要チェックです。
会社の先輩に直接聞いてみるのもいいですね!
1.失業給付金
結婚を機に仕事を辞めた場合「失業給付金」がもらえるかもしれません。
正社員に限らず、パートやアルバイトでも勤務先で雇用保険に加入していれば貰える場合が多く、給与明細に雇用保険の欄に金額が記載されていたら、対象と思ってOK。
基本的には再就職を希望の方のための制度なので、専業主婦で復帰しない方は対象外です。
2.出産手当金
結婚と同時に赤ちゃんを授かったおめでた婚の場合、結婚後に控えている出産・育児に関するもらえるお金も把握しておきましょう。
対象者は勤務先の健康保険に加入している人。
もらえる金額は大体(給料÷30)×3分の2×産休日数分で計算して出された金額分が支給されます。
勤務先で申請用紙をもらい、医師の証明とともに勤務先、あるいは各健康保険の窓口に提出します。
対象条件や申請方法が違って面倒ではありますが、生まれてくる子供や新生活の為に、貰えるものは貰っておきましょう。
貰えるお金をまとめると・・
- 結婚新生活支援事業
- 特定優良賃貸住宅制度
- 市区町村からの援助金
- 組合からのお祝い金
- 職場からのお祝い金
- 失業給付金
- 出産手当金
です。
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生活に役立つ情報を他にもたくさん紹介していますので関連記事から気になる記事を読んでみてください。
ありがとうございました!